不屈の名作のファンタジー漫画です。

画質も絶品ですが、そのシビアなストーリーに圧倒される作品です。

今回はこの戦闘シーン満載のファンタジー漫画「ベルセルク」から学んでいきます。

 

過酷な運命に真っ向から立ち向かう主人公

社会は戦場です。過酷な現実が待っています。それを乗り越えるためには強い信念が大切です。

主役の「ガッツ」は、絞首刑になった母親の躯(むくろ)より生まれ落ちます。

天涯孤独で、傭兵として戦って生きる日々です。

ガッツはどんな強敵が現れても弱音を吐かず、立ち向かい続けます。

もちろん相手の隙を探したり、策略にかけたりと頭脳派な一面も見せます。

 

そんな中からこのシーンをご紹介します。

誰にでもこの場から逃げたいときがありますよね。困難は乗り越えるより逃げる方が楽です。

ガッツは自分に対しそれを許しません。現実をわかっているからです。

 

16卷に家出を希望する女の子に対して云うセリフがあります。

女の子にここ以上の厳しい状況を感じさせてからです。

 

「逃げ出した先に楽園なんてありゃしねえのさ。辿り着いた先、そこにあるのは、やっぱり戦場だけだ」

 

だったら逃げずに今いる戦場で戦え、と伝えてガッツは去ります。

私も仕事でキツイ思いをしたときや逃げ出したいときはこの言葉を思い出します。

 

ライバルを意識しての向上心

ベルセルクのテーマのひとつが「親友がライバルであり一番憎むべき相手」ということです。

それがガッツとグリフィスです。

ガッツが斬り込み隊長を務める鷹の団の団長が、このグリフィスです。

野心の塊ですが、カリスマ性も抜群です。

 

初めて出会ったとき、ガッツは一騎打ちに負け、仕えることになりますが、

やがて二人は厚い友情に目覚めます。

6卷にそんな中でグリフィスが、何のために人は戦うのかを問う王国の姫に答えたセリフがあります。

 

姫「貴い物?家族とか、恋人とか?」

 

グリ「そういう人もいますね。でも男ならその二つを手にする前に

もう一つの貴いものに恐らく出会っているはずです。

誰のためでもない、自分が、自分自身のために成す、夢です。」

 

中略

 

グリ「私にとって友とは決して人の夢にすがったりはしない、誰にも強いられることなく、

自分の生きる理由は自らが定め進んでいく者……略……私にとって友とは、そんな対等な者だと思っています」

 

この言葉を偶然聞いたガッツは打ちのめされます。そしてその言葉を胸に戦い続け、

自分の道をみつけ、グリフィスとまた戦うのです。

 

社会でも、本気で付き合う友とはこういうものだと私は羨ましく思いました。

互いに高め合う姿にも感動しました。

 

他にもいいシーンがたくさんあります。ぜひ読んでみてください。

 

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