ビジネスマンガの金字塔「サラリーマン金太郎」

「サラリーマン金太郎」は、八州連合の元ヘッドである主人公、

矢島金太郎がひょっとしたことからゼネコン会社の見習い社員になり、

持ち前のバイタリティを活かして大活躍する痛快ビジネス漫画です。

 

学歴や仕事に必要な知識が何もない金太郎が、

どんどん新しいことに挑戦しながら“サラリーマン”として進化していく様子は、

多くのサラリーマンに元気を与えてくれます。

連載が始まって20年以上も経つのに、その魅了は未だ顕在です。

 

漫画のテーマがテーマなので、仕事に活かせるポイントはいっぱいありますが、

今回は、「矢島金太郎の巻き込み力」について紹介します。

 

「巻き込み力」とは

“巻き込み”とは、仲間をどんどん作って仕事を進めることができる力で、

この力を持っている人は、自分一人ではとてもできないこともできるようになり、

仕事で成功する可能性が大きく広げることができます。

 

矢島金太郎は、この力が抜きんでていて、

金太郎と仕事をする人はみな、金太郎に魅了され、

金太郎のために力を貸してくれるようになります。

どうして金太郎は人を巻き込むことができるのか?

私の考える答えは、以下の3つです。

 

①熱い思いがある

②行動力がある

③人に好かれる

 

熱い思いを持ち、語る

金太郎を一言でいうと「熱い男」です。

仕事や人間に対する思いがとても熱いのです。

また、金太郎は、その熱い思いをダイレクトな言葉にします。

このダイレクトな言葉が人の心を揺さぶり、

「金太郎のために」と色々な人が金太郎に魅せられ、味方になります。

 

たとえば、「人の頭を張るってのはな、

我が物顔でいばり散らして特権振りかざす事じゃねえよ。

下の人間をてめえを犠牲にしてでも守る。

それが頭張る人間のやる事だ。」という金太郎のセリフ。

 

こんなこと上司に言われたらたまりませんよね。「一生ついていこう」という気になります。

 

行動力がある

金太郎のもうひとつの特徴は、行動力です。「ケチなプライドを捨て、

恥をかくことを恐れるな」という金太郎のセリフに表れているのですが、

金太郎は行動をすることを厭いません。

「失敗して恥をかきたくない」という思いは、

新しいことに挑戦する際のブレーキになります。

 

金太郎が昔の暴走族仲間を集めて殴り込みに行くシーンなど、

漫画ならではの行き過ぎはありますが、

目先の損得や後先のことを考えず行動するのも

人を巻き込むために必要な姿勢のひとつです。

 

人に好かれる

いかに熱い思いがあっても、行動力があっても、

人は嫌いな人のために力を貸してくれません。

その意味でいうと「好かれる人になる」という3つ目が一番大切なのかもしれません。

 

異性に好かれる方法は、持って生まれたものもあるのでなかなか難しいですが、

仕事上で人に好かれる一番いい方法は、「真摯さ」を持つことです。

実際、漫画全体を通して、金太郎の生き方や仕事や人との向かい合い方など、

正直過ぎるぐらい正直で、真摯さです。

この真摯さがなければ、人は力を貸してくれません。

 

最後に

「サラリーマン金太郎」という漫画は、タイトルの通り、

サラリーマンを主人公にした漫画なので、

本当に学べることが多いです。

 

漫画ならではの破天荒な行動や、金太郎のキャラだから許されることも多いので、

そのまま参考にして真似をするのは危険ですが、

自分なりにアレンジして活用できれば、

金太郎の志向する「プロサラリーマン」に一歩近づけると思います。

読んだことない人は、是非、ご一読下さい。

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