実写映画化もされた名作・寄生獣を今回は取り上げていきます。

謎の寄生生物に右手を乗っ取られた少年、泉新一が、

頭を乗っ取られて完全に別人になって

人間を食べるようになった寄生獣たちとの戦いのお話です。

 

企業人としての問題と人間としての問題をいかに融合できるのか

1卷の冒頭です。この漫画の一環したテーマになっています。

 

「人間の数が半分になったら、いくつの森が焼かれずにすむだろうか・・・。

地球上の誰かがふと思った。人間の数が100分の1になったら、

たれ流される毒も100分の1になるのだろうか・・・。誰かが、ふと思った。生物の未来を守らねば・・・」

 

人間が悪だという形で捉えることは当時はとても斬新でしたが、

現代の様子をみる限りでは確かにそうかもしれないと感じます。

仕事をするうえで利益を出す。売り上げを伸ばす。会社を大きくしていく。

国際社会で負けない力をつけていく。

 

とても大事なことですが、

本当に環境や地球全体のことも個々が真剣に考えていかなければならない問題だと感じます。

 

人間の本質と未来に何ができるのか

これも1卷の泉新一と右手の寄生虫「ミギー」との会話です。

ミギーが語っています。

 

「悪魔というのを本で調べたが・・・いちばんそれに近い生物は、

やはり人間だと思うぞ・・・人間はあらゆる種類の生物を殺し食っているが、

わたしたちの仲間たちが食うのは、ほんの1~2種類だ・・・質素なものさ」

 

人間以外から見たら、確かに人間はそう見えるのかもしれません。

人間のエゴだけでこの地球を支配していて、本当に未来は大丈夫なのかなと、

歳をとって読み返してもやはり感じる問題です。

 

環境汚染や自然破壊、テロがより深刻化してきた現代で、

何がこれからのビジネスになりえるのだろうかと考えざるを得ません。

例えば、漁獲高が年々減少している。原因は人間にあります。

これからの未来はその原因を受け止めたうえで何ができるのかを世界中の人間が考え、

実行する必要があります。

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